児童虐待 10万件超す 25年連続増加   



厚生労働省は4日、2015年度に全国の児童相談所(児相)が対応した児童虐待件数は、前年度比16.1%増の10万3260件(速報値)だったと発表した。1990年度に統計を取り始めて以降25年連続で増加し、初めて10万件を超えた。子どもの前で親が配偶者に暴力を振るう「面前ドメスティックバイオレンス(DV)」が虐待として認知されるようになり、警察からの通報が増えたのが主な増加要因という。(毎日新聞ニュースより)